楽園波野便り

村の歴史が、また一つ消えていく、、、

私が、一週間　日本を留守にしていた間に、、景色が変わっていた、、、。

三叉路の道しるべのように立っていた、、大ケヤキ。

 
これは、多分３５０年木、、、

こちらは、５００年木、、、

ケヤキを倒す為についでに切られてしまった杉の木だって１００年木、、、

切り株が切られた木の下になっていて見えないが、３００年木の、ケヤキがもう一本ある。

ケヤキの価格は、一年１万円といわれてきたが、(５００万、、３５０万、、３００万)

持ち主は、３０年ほど前に、本当にその値段で、買い手があったにもかかわらず、

手放さなかった、、、。

現在は、その１０分の一、、二束三文なのだ、、、。

お金の為に切ったのではない、、、

道の際の高台にあるため、倒木のキケンを、考えた末、の決断、、、。

 
私は、翌朝カメラを持って、丹念に撮影、、、

 
柱の寸法にばっちり切られている、、、、

いいように丸め込んで、二束三文で、買い叩いた雰囲気が見え見えである。

 
こんなに美しい木目が、ただ同然なんてありえない！！

私が物心ついた時は、もうすでにこの大きさだった、、

５００年、、３５０年、、３００年、、この村を、見てきた大ケヤキは、

地域の端にいた人にもわかる、大きな音と地響きを、残していったという。